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「紙すき」ができるまでの作業工程をご紹介します。この製品は、清流園で取り扱いをしています。
紙すきは、牛乳パックを煮たり、ビニールをはがす、紙をちぎる等、作業工程を細分化することで、比較的障害の重い方でも取り組むことができる作業です。
また、家庭でいらなくなった牛乳パックを原材料にしている為、手軽に取り組め、またエコにもつながることから、作業に取り入れました。
まず、牛乳パックの準備をしましょう。
よく洗った牛乳パックを適当な大きさに切ります。次に、牛乳パックを鍋でよく煮ます。
牛乳パックがしっかり煮えると、表面のビニールの部分がはがれるので、両面ともビニールをはがしましょう。
清流園では、牛乳パックは利用者さんのご家族や地域のみなさまから提供していただいています!
牛乳パックの準備ができたら、次はミキサー作業です。
ビニールをはがした牛乳パックを水と一緒にミキサーにかけます。この時、楮(こうぞ)という木の繊維も混ぜることで、より丈夫な紙になります。
また、色を変えたい時は、色画用紙も一緒にミキサーへ。牛乳パックと色画用紙の微妙な配分で、毎回違った色合いの紙ができますよ!
ミキサー作業の次は、いよいよ紙をすくってみましょう!
紙すくい用の木枠を使って、表面が均一になるようにすくいます。(ハガキやカード等、製品によって数種類の木枠があります。)
紙の厚みも、すくう時に調整できるので重要です!
すくった紙は、掃除機で余分な水分を取り、さらに1~2日間乾かしましょう。
紙を1~2日間乾かしたら、最後の仕上げにアイロンをかけましょう。
紙が反っていたり、シワができないように、一枚一枚丁寧にアイロンをかけます。このひと手間がキレイで丈夫な紙にする為のポイントです!!
紙が完成したら、ハガキ等の製品を作ります。
アイディア次第でカラフルで種類豊富な製品ができあがります。一つ一つ心がこもった製品は、まさに世界に一つしかない製品です!
清流園の人気商品NO.1は祝儀袋です、大切な人へのお祝いにぜひどうぞ!